2009-01-01から1年間の記事一覧

シチズンシップに関するメモ

論の目的 政治的リテラシーの育成を目指すシティズンシップ教育のあり方を、英国の教科シティズンシップと日本の社会科との比較を通して考察することにある。 成果 「批判」を中核的方法概念として政治的リテラシーの学習を、活動的シティズンシップを通して…

地域社会メモ コミュニティ論

マッキーヴァーの『コミュニティ』に先立ちキャルビンは、コミュニティは農業生産と消費生活にかかわる商圏を基礎とし、その中で地域性とそれに伴う成員の共同性を形成するような社会・経済的な相互依存としてのコミュニティをじょっしょうてきに提示しよう…

地域についてメモ 地域社会の方法論的基盤 社会学的アプローチ

地域社会の方法論的基盤 社会学的アプローチ P52〜農村的地域社会としての地域共同体の崩壊と都市的地域社会の誕生という新たな地位社会問題が発生し、その解決のため誕生したのが地域社会学的アプローチである。 地域社会は近代化によって前近代社会におけ…

地域についてのメモ2-地域とは何か

地域とは何か―日本においては市町村や、もうちょっと小さめの町内会や自治会として捉えられているのが一般的。この定義で私も進めるだろう。 コミュニティーを「地域社会の現代的表現」としている観点に立てば、地域性や共同性に加えて主体性、すなわち居住…

地域についてのメモ1

伝統的な地域共同体が衰退解体し、それに代わって人間関係的な絆の回復を意図した、高度都市型社会に対応するような新しい地域社会形成(コミュニティー形成)を多角的な視点から検討することを通じて地域社会形成のための研究課題と提起している。 戦後から…

意味喪失 メモ 自律志向がもたらした脱魔術化によって生じた

意味の喪失とは何を指しているのだろうか。 端的に言ってしまえば、行為や体験に対する神による根拠付けが喪失したと言えばいいだろうか。宗教による統合力が近代の合理性により喪失、神が死んでしまったために生じたものだといえる。社会の近代化と関わる意…

パラドクス 私的メモ

社会システム理論の内部ではパラドックスの概念とそれに関連して脱パラドックスの概念に重要な意義が与えられている。 科学においてはパラドックスは拝辞されるべきであるが パラドックスの問題や脱パラドックス化という問題が社会システム理論を理解するた…

モテキ1巻を読んだ感想(ネタバレあり) 草食系の皮をかぶった非草食系男子の恋愛物語

@stein_さんのpostを見て面白そうだったので期日前投票に行くついでに買って読んでみた。モテキ (1) (イブニングKC)作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/23メディア: コミック購入: 33人 クリック: 1,075回この商品を含むブログ (473…

駄文メメモ

さて、これから何をしようか。 例えばtwitterでチマチマ発言したように、ネット上における自我形成や個人のあり方、そこを基としてコミュニケーションなどを見ていこうか。とか考えているがグダグダになってしまいそうだ。ブランドとネットにおける自我形成…

《オーストリア学派の特徴》2

経済学勉強中っす>< 限界効用学派の理論の特徴として、主観(経済的評価の担い手としての人)と客観(経済に対して外から与えられた与件としての物)とが載然と区別併置され、その対立が観念に絶対化される。評価の対象たる財は、経済に対して外から与えら…

《オーストリア学派の特徴》

《オーストリア学派の特徴》 先ず初めに、オーストリア学派の特徴としては主観的な効用utilityに着目する(一定量の財がこの財を消費するある特定の個人の欲望を満足させる程度に着目し、これを効用と呼ぶ。例えば飢えたものにとって一口目のパンは何物にも…

記号化について

やっぱり学問を志していたり、幾ばくか何となくでも知的なものを書こうと、言説を展開しようと思うならば、言葉には配慮しなければならないと思う。 記号という言葉をよく見かけるけど、どうしてわざわざ記号化という言葉を用いるのか分からない場所で使用さ…

アイドルマスターSPの服が1000円らしい それは高いか安いのか? 

アイマスの服が1000円ということで話題になっているらしい。http://guideline.livedoor.biz/archives/51171649.htmlを読んでみると千円の服が高いか安いかが話題の中心となっていることが分かる。なぜ千円の服が話題になっているのか。それは別段不思議なこ…

とりとめのない戯言メモ 二次元(萌)美少女とベアトリーチェ・マリア 書いてみて一言「これはひどい」

二次元の―漫画やアニメやゲームを主な活躍の場としている登場人物達と、文学や神話などを主な舞台としている彼女達の間に、どれほどの違いがあるというのだろうか。 私は常々こう考えながら同時にこの考えを否定してきた。同じはずがないと。いや、実際私的…

萌えとはなんぞや その2〜「萌えの暴力―相手の人格を無視した属性化」〜ツイッターしながら考えた

前回、前々回と前置きがだらだら〜っと長かったので今回は早速本題に移ってみよ〜う!今回の―ココでの萌えに関する最初の議題は「萌えの暴力―相手の人格を無視した属性化」とする。それは先にも示したとおり、この一文が私を再びブログ熱へと駆り立てたから…

萌えとは何ぞや ツイッターしながらやろうと思った その1

さて第一回目というわけですけれども何から手を出して良いものか、私に寄せられたコメントに「萌え=愛」という発言があり、これも大変興味深くまた有意義な論題ではあると思うのですが、ここは初志貫徹 「萌えの暴力―相手の人格を無視した属性化」に対して…

萌えとは何ぞや ツイッターしながらやろうと思った その0に対するレス

ありがたくも私の駄文に対してコメントを頂いたので これはレスをしなければ! と思った矢先コメントに対するレスの仕方がイマイチ分からない・・長くなりそうだしぃ、面倒臭いのでここでレスをしてしまいます私は遠藤周作氏の造語善魔について 全く解してい…

萌えとは何ぞや ツイッターしながらやろうと思った その0

ハイ! という訳で何の因果かこんばんわ ブログとかぶっちゃけ怖いよ、これなんて羞恥プレイだよ興奮するの?いやガクブルなみんなの変態すちゃんでございますよー いや、因果って言ってもつい先日ね、とある羊肉うまうまというブログをルッキングしてみたん…